コロナ禍入ってすぐに契約したTSUTAYAの月額漫画レンタル。あれやこれやの大作をレンタルで読み耽った行きつけのTSUTAYAが閉店。
価格変動セールがあり、最後の110円の時に合計30枚近く購入。米朝、枝雀、志ん朝は早い段階でなくなっていた…。
そんなわけで最近は江戸落語を車の中で聞いている。
閉店前夜に最後に、と思っていたときに棚に残っていたのが、「ジュティ」これもコロナ禍下での公開だったと思う。
「オズの魔法使」のジュディ・ガーランドの伝記的映画。大人になったジュディが子どもを連れて舞台に上がり興行の旅にでているところからはじまる。
物語は背景を多くは語らない。でも、ジュディがいまもむかしも幸せではないのは分かる。ただその中で歌われる歌が今までの彼女とリンクして圧巻。
10代のうちからハリウッドに搾取されていた彼女の人生を肯定するところでラストは終わる。なんとも切ない。
ただ、ジュディは哀れみはもってほしくはないのだろう。