林家花丸三冠受賞の会

文化庁芸術祭優秀賞・繁昌亭大賞・大阪文化祭奨励賞



演目
笑福亭喬介「寄合酒」
林家花丸　「時うどん」
桂鯛蔵　　「打飼盗人」
林家花丸　「蔵丁稚」
中入
林家花丸　「千両みかん」

花丸さんの三冠受賞のおめでたい会です。客席には着物姿の女性も多くて華やかな雰囲気でした。
共演は、喬介さんと鯛蔵さん。喬介さんの素もちょっとおかしなキャラは大好きなんですがはじめての鯛蔵さんも面白かった～。
さて、花丸さんは三本立て。
まずは「時うどん」、出汁の味がどうのがないシンプルな噺。でも、おもしろい～。何回か聞いてる「蔵丁稚」は子どももかわいんだけど芝居の緊迫感が印象的に。余計に子どもがかわいらしくておもしろいんですよね。
そして、「千両みかん」
あれ？番頭さんが若旦那に行くところから？トリネタやのに短縮版？と思いきや、今明かされる番頭さんの過去がみかん問屋の番頭さんとの会話で明らかにされます。旦那さんに助けてもらった丁稚時代の恩返しをしたい…という内容「百年目」かとオモタ。そして、私はぼろ泣きしてしまいました。結局、どろんするんですけど。

会場はお祝いムードと花丸さんを堪能したあったかい雰囲気で幕。