天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

広島で久しぶりのネタをかけるの巻

2014-03-23 11:53:21 | 落語
さて、広島。
もう口演も4回目となりました。
そうなると困るのがネタです。
私はそもそも前座ネタをそんなに覚えていない。
時間が限られているし、わっと笑ってもらえるネタの方がいい。
自作を取り下げたときに頭に浮かんだのが、一番はじめに覚えた「犬の目」でした。
最初に覚えたのですが、しばらくして次のネタを覚える頃には面白くなくなってするのをやめてしまいました。思ってるようには、受けないのもあったのかも。
それで次は「鴻池の犬」を覚え演技することの面白さを感じて、そちらに比重を変えて行ったのです。
一回覚えてる、というのが、五年間まったくせずで、どれ程記憶に残っているのか未知数だったんですがやってみると案外覚えているもの。三つ子の魂百まで。いや、そんときはすでに30越えてたやん。
途中で犬が目を食べちゃって目玉を取られるのがかわいそうなんで一度噺を聞いたことがある犬が遊んで目玉を傷つけたに編集。バカ犬としてわいんちゃんに登場してもらいました。すんません、わいんさん。

途中あろうことか、目玉がないのに目を開けてしましましたが(!)ほとんど最初のテキスト通りなのに、受けること受けること。私史上最高の「犬の目」だったかも。目を開けてもたけど。

広島のお客さんが温かいのが一番の理由ですが、「犬の目」のネタが持つ力を感じました。

今でも受けないことは多いし(反省しろ)この一回の体験で開眼なんてもちろんありませんが、たとえ受けなくても自分がいいなあと思うこと(私は演じることを楽しいと思った)を追求し続けると、最初になかったもんがついてくるんかな、と思えました。もちろん、前にでてくれたみなさんが会場を温めてくれたことも一因。

それから、マクラも。
三ん生さんの達者なマクラを聞いていて私も小噺を入れて…と思いましたが、んなもんはできるわきゃあない。
なぜか「ごちそうさん」の和江ちゃんの真似をして笑いをとりました(上方落語の言葉という話から)。でた、世間話マクラ。お客さんが結構受けてくださっていたので、視聴率の高さを感じました。本編が受けたんも和江ちゃんのおかげかも!

ところで、小夏さんは高座前にクリームを顔に塗っておられ、思わぬ女子力の高さにひれ伏したのでございます。


今回の衣装。


全国各地の土産もんまつり。
お客さま、お世話になりましたみなさん、そして、わいんさん、ありがとうございました!


コメント (8)
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