LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

10月名古屋ミーティングの報告

2021年10月09日 | Weblog

令和3年8月2日 いなべ市役所 シビック棟2階研修室5

 

参加者

同性愛当事者1名           同性愛の子を持つ親1名
FTMトランスジェンダー当事者2名  MTFトランスジェンダー当事者2名
トランスジェンダーの子を持つ親3名  多様な性を学ぶための参加者3名
いなべ市職員2名           産婦人科医師1名(電話での参加)

計15名

産婦人科医師への質問

Q.毎月250ミリホルモンを打ってますが、いつまで打てばいいですか

A.大体4~5年で変化は頭打ちだと思う。
一生打たないとけないのかは、わからない。
更年期障害とどう向き合うかに関しては、ホルモンを中断して、漢方薬で対応している人もいる。

 

Q.「ネビド」を打ってみようとおもうが、副作用は?

A.ネビドは例えるならば、250ミリ6本を一気に打ったのが体に徐々に溶けていくような感じ。2回くらい使ってみて、様子をみてはどうか?

 

Q.ホルモン注射は4~5年で頭打ちといったが、やめた後はどうなるのか?

A.生殖器をとっているかにもよるが、例えば男性ホルモンを打った人がやめたとしても、いかつい体になった体は戻らない。

 

司会者から参加者への質問 

Q.6か月ほど前はホルモン治療はしないと考えていたが、最近治療をしようと考えた心境の変化は何?

A.髪を短くしたり、しても、結局女性に見られてしまうので、ホルモン治療を考えるようになった。親戚にどう話すかなど、考えている。

 

産婦人科医師よりアドバイス

ホルモンは周りと一緒に進めていくことが大切。作用・副作用の理解を周りの人と一緒に変化していくことが理想。変わっていくことは大きなことなので、慎重に考えた方がいいが、もし違うと思えば、注射をやめることも大切。

 

参加者(親)の思い

子が決めたことは認めたいと思っているが、(更年期障害とか)体のこと、健康ではなくなるのではと、親としては心配。

 

最後に産婦人科医師よりメッセージ

家族や周囲に認めてもらおうと思い悩むより、何か資格を取っったりして自立をした方が、より良い希望を持てると思います。

 

次回は11月1日(月曜)13:00~ いなべ市役所で行います。

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