昨日は混むかもしれないと朝早く出ました。京都に行くからと前日にICカードに多めに入金しておきました。カードケースがパンパンなので一緒に入れていた受領書を少し抜いておきました。全部抜いたらスカスカで落ちそうなので。
最寄りの駅から乗って新快速の着く駅でいったん降りモーニング。また入ろうとケースをかざしたらエラー。えっ、見たらカードがない。ええええ!周りを見渡し喫茶店に戻るもののないっ。入り口で駅員さんに聞きましたが届いていないとのこと。落とし物届を出し京都までの切符を買いました。切符を買うのって久しぶりです。電車に乗っていたら駅からカードが見つかったと電話がありました。よかったよ。うるうる。しかしチャージしておいた交通費が使えず現金で払ったので2倍の出費が。泣く泣く焦げたパンのクッションは諦めました(そういう理由か)。
夕方取りに行くとカードと共に領収書の束も。ありがとうございます、拾った方。久々に血の気が引くエラーでした(細かいのは多い)。
「兵馬俑と古代中国 -秦漢文明の遺産-」と「ポンペイ展」に行ってきました。
久々の京セラ美術館、いや京セラ美術館になってから初めてだから初京セラ美術館です(どうでもいいわ)。京都自体が何年ぶりだろ。毎月のように来ていたのに。綺麗になっていました。しかも4つ展覧会しています。広くなったのね。
「兵馬俑-」兵馬俑に色がついていたことは前に行った展覧会で知っていましたが、顔の色が黒漆の上から白を塗りその上に肌色を塗って発色をよくしていると。ファンデーションだ。すごい。始皇帝の兵馬俑は実物大でリアルですが後の兵馬俑は小型でデフォルメされています。物だけ見たら後の兵馬俑の方が古い時代みたいです。孔子が兵馬俑を作るから殉職が生まれたと批判していました。えっ、兵馬俑が先なの?よくわかりません。しかし実物大なら古代中国の人大きいぞ。
「ポンペイ展」華やかな暮らしと遺体の生々しさが同居する展覧会ですが、今回は生活の再現が多かったです。それぞれの住居にそこにあったものにちなんで何々の家と説明してありました。銅像もいいですが、絵がいいです。神話のもいいけど、普通の生活の絵がいい。猛犬注意の黒犬がかわいい。この頃から看板があったんだ。パンや果物の絵もおいしそう。参考に黒焦げになったパンが来ていました。本当に同じ形をしているよ。出たところのグッズコーナーにひび割れた柱のぬいぐるみや黒焦げパンのぬいぐるみが。なにこれ欲しい。予算がないので諦めましたが普通に抱き枕やクッションとしても良さそうでした。普通の生活が普通のまま埋まってしまったのね。
風野真知雄「東京駅の歴史殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿」読了。
東京駅の丸の内口で毒殺事件が発生。その数日後今度は中央通路で刺殺事件。月村はどちらも歴代の首相の暗殺事件の現場なのに気づきます。しかし二人の被害者に接点は見つかりません。そうこうするうちに東京駅前で今度はひき逃げ事件が。
相変わらず月村探偵もてまくっています。事件に東京ステーションホテルがかかわるのですが、ここのホテルすごく人気なのね。なかなか取れないし高いらしいです。しかし外ではなくコンコースが見える部屋って、マニアックだわ。
東京駅も掘ればいろいろ出て来るところなのね。
特別展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」のご案内と言う講座があったので受けてみました。現代美術ってよくわからないのです。特にこの辺。わかるかなと思ったのですが、やはりわからないところはあります。
ミニマル・アートは作家の手仕事やその痕跡を廃し、工業用素材や既製品を用いて、単純で幾何学的な形やその反復から成る作品を制作。…中学の時なんか部活の終わりに使い終わったクリップを積み上げてそんなことをしていたけどあれもそう?わからないけどなんだか綺麗です。
コンセプチュアル・アートは、物質的な制作物以上に、その元となるコンセプトやアイデアを重視。特定の形式に縛られることなく、言葉や印刷物、日用品、作家自身の行為、それを記録する写真や映像など、多様な媒体が用いられる、と。今で言うYouTube?やってみた的な?
そのうち美術展に行こう。最後に質問コーナーがあってこの美術は70年代に出てきたということですが、認知されたのはいつ頃からですか?という質問がありました。ひょっとしたらまだ認知されていないかもしれませんと回答が。でもとても高くなっていますと。それは何となくわかります。
行く当てのないドライブみたいなものかな(尾崎豊か)。
映画「ドライブ・マイ・カー」を見て来ました。
最近の流行りかな、オープニングながっ、と思ったり。ひょっとしてホラー?とドキドキしたり。途中から広島が舞台で懐かしい景色が見られるかなと思ったけど、建物が変わり過ぎていてどこかわからなかったり。でも海の見える旅館はきれいでした。家福のどこか考え事をするのにいいところに連れて行ってくれと言われて、みさきの行ったところが素敵。そこを選ぶか?
プレバトで夏井先生が季語の力を信じなさいとよく言っていますが、これはテキストの力を目一杯信じた力作ですね。言葉がとても強いです。
上映時間が長いのでなかなか見られませんでした。ふとちょっと遠い映画館の上映時間を見たとき何とか見て帰れると電車に飛び乗って行きました。考え事をするにはちょうどいい乗車時間でした。