そーなんだ

坪田敦史「ヘリコプターの最新知識」読了。
これわかりやすくて良いです。写真や図説も多いし。何と行っても軽いので持ち歩いて読めます。
面白いと思ったのはヘリコプターが高速飛行できないわけ。無風でホバリングしているときは関係ないのですが、高速で進んでいる時は左右でブレードが受ける相対速度が変わります。左回りに640km/時ブレードが回っている時、右半分は640km/時+前進速度、左半分は640km/時-前進速度向い風ならそのスピードも差になります。速度を上げるほど左右で揚力に差が起こり時速200kmくらいで左側が失速するみたいです。回転数によって超過禁止速度が決まっているのですが、時速185kmが禁止の場合時速150kmくらいが効率がいいそうです。
よくこんな面倒なもの作ったなぁ、とその技術に感心。エアクラフトの翼の付け根の機構なんてなんじゃこりゃでした。すごいです。