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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

観音像・・・祈る

2011年08月25日 | 日記
信玄の棒道を引き続き歩く。
石仏を愛でながらである。



林の緑に包まれて鎮座する。
この石仏には、何が祈願されたのだろうか。

時代の末期、あるいは一つの時代が終わろうとする時代の踊り場にあるとき、人は神仏に依拠しようとするのである。



少し斜に建っている。
だがしかし、時間という接着剤が立ち一を明確にしている。
倒れないのである。



坂本藤右エ門と読める。
豪商でもあろうか。

誇らしげに刻まれている。

棒道を帰途に着き、塀の上に石仏が数体あるのに気づいた。



向こうの建屋は寺院の居住空間である。



石仏の上部が安置されているのである。



何か不可抗力だったのだろうか。
スパッと上部が切られている。
悲しい姿である。



そうそう、この破壊された石仏のある手前の別荘地で、こんな木の細工を見つけた。
トトロである。



それに、脇役の木霊が二体。



誰かのアトリエでもあろうか?
実に存在感のある木彫である。

それに、この林はトトロが棲んでいても可笑しくは無いのである。





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 荒野人


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ripple)
2011-08-25 11:16:37
森は生きている
トトロもいるだろう
木霊もいるだろう
こころを澄ませば
見えてくるにちがいない
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