大谷寺の門前にある平和観音像は、大谷石の石切り場跡に世界平和を祈り、総手彫りで1948年(昭和23年)から6年をかけて1954年(昭和29年)に完成、1956年(昭和31年)に開眼したものである。
全長は88尺8寸8分(26.93メートル)で末広がりを意識している。
観音さまとして大柄で、良いお顔をされておられる。
バランスのとれたお顔である。
ふくよかな「天平美人」の造作である。
大谷寺の山門から望むと、肩から上の後ろ姿である。
平和観音だけに、足元がしっかりと刻まれている。
大地に足をしっかりと着けているのだ。
衣の襞が風にそよいでいる。
足指は、大地を鷲掴みしている。
この観音様は、3.11の大震災も大津波も、そして福島の原発事故もすべて呑みこんでおられる。
人々に幸多かれと立ち上がっている。
そう思い込みたい。
共に祈りを捧げたいのである。
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荒野人
全長は88尺8寸8分(26.93メートル)で末広がりを意識している。
観音さまとして大柄で、良いお顔をされておられる。
バランスのとれたお顔である。
ふくよかな「天平美人」の造作である。
大谷寺の山門から望むと、肩から上の後ろ姿である。
平和観音だけに、足元がしっかりと刻まれている。
大地に足をしっかりと着けているのだ。
衣の襞が風にそよいでいる。
足指は、大地を鷲掴みしている。
この観音様は、3.11の大震災も大津波も、そして福島の原発事故もすべて呑みこんでおられる。
人々に幸多かれと立ち上がっている。
そう思い込みたい。
共に祈りを捧げたいのである。
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荒野人
木に
万物に
仏が
おられる
総手彫りというのがすごいですね。