エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

村時雨が来た

2011年11月21日 | 日記
昨日は、夕方「村時雨」が来たのであった。
村時雨・・・初冬に激しく降る雨。
ひとしきり強く降って通り過ぎる時雨である。

加えて、かなり大きめの雹が降ったのである。
ぼくは、その雹を受けつつ帰宅した。
痛いくらいであった。



冬の時雨が、夕方になると襲ってくる。
北海道や北陸では雪が舞っている。

雨上がりの朝、いつもの公園に出かけた。



銀杏の葉が散り、実に風情がある。
水たまりが鏡のように、黄葉を映すのである。



サンクチュアリ・・・環境保全運動の拠点に出かけた。



静かな池が小動物の命を育んでいる。



この池にはダイサギが来ていた。
もう一つの池には、カワセミが来ていたのであった。



もう一つの池には、鴨が渡って来ていた。



まだまだ数は少ないけれど、生命力が横溢している。
渡って来たばかりであって、痩せている。



今日は温かかったせいである。
水浴びをして楽しんでいるのであった。



鴨の上の景色である。
池の水は、それほど綺麗ではないけれど・・・。



黄葉を良く映している。
まるでゴッホの向日葵のタッチのようではないか。

サンクチュアリの前では、ススキが陽を浴びている。



もう秋では無いのである。



感覚としては晩秋・・・と言えるかもしれないけれど、世間は冬に入っている。
ここでいう世間とは植物であり、小動物の生きとし生ける小宇宙である。






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 荒野人


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