エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

美しいマレーシア

2009年12月09日 | 日記
マレーシアの首都はクアラルンプールである。
女性の顔を覆った布の鮮やかさが街中で目立つ国でもある。



可愛らしいのである。
マレーシアのシンボルはツイン・タワーである。
建設は韓国と日本の企業であり、建設の速さを競っていた建築物である。



マレーシアはイスラム教国である。
人口の6割をマレー系、3割を華人系、1割をインド系が居住する国家である。

経済は華人系が支配している。
6割のマレー系は「怠け者」との評価が固定されており、労働市場における日本企業を始めとする外国企業の苦悩は深いのである。
マレー系の労働力を半数は雇用しなければならないのである。



マレー系の男は怠け者といわれているけれど、女性は働き者が多い。
これはどこの国も同じである。

女性は働き者なのである。

ところで、マレーシアで最も著名な政治家は「マハティール」である。
彼の「ルック・イースト政策」は、こうしたマレー系の人々へのメッセージであったとされている。

ルックイースト政策(―せいさく、Look East)とは、日本・韓国の集団主義と勤労倫理を学べというマレーシアの政策である。
東方政策ともいう。
もともとは、1981年7月16日にマレーシアの第4代首相に就任したマハティールが同年の12月15日に提言した内容がそのように呼ばれるようになった。

東方・・・つまり日本の労働者に学べ!というわけである。



綺麗な街並みのクアラルンプールである。

この綺麗な街が、季節によってヘイズ(煙害)に襲われるのである。
HAZE:ヘイズである。
街中が煙に覆われ、目も開けていられなくなるほどである。

インドネシアの島々の焼畑農業によって森林が燃え、山火事が至るところで発生する。
鎮火しないまま島は燃え続け、その煙がマレーシアに流れてくるのである。

ぼくは、数年前に国際会議で出かけ、その煙の凄まじさを体験した。
数メートル先が見えないのである。



とまれ・・・美しい街が、豊かで美しい街に発展することを願うのである。
マレーシア、日本語では馬来西亜と表記し、馬と略す。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。