花辛夷が、世の中を改めるかのように咲き初める。
魑魅魍魎を振出しに戻すかのようである。
それほど、白が際立っている。
だがしかし、白さの中の紅が色香を振り撒く不思議な花である。
こうして、満開の樹を見ると「別に!」といった感じである。
近づくと色香が匂い立つのだ。
しかも、この花はバックシャンでもある。
裏から見ても色香はいや増すのである。
「花辛夷一つの花に母一人」
ゆったりとした、母を思わせる花の形である。
公園を彩る癒しの白である。
木蓮の蕾はまだ堅い。
この蕾は「ハクモクレン」である。
紫木蓮は、はやばやと花が出てきている。
けれども、綻びかけてはくれない。
きっと、明日の午後あたりから開いてくれるのだろうか?
楽しみである。
荒 野人
魑魅魍魎を振出しに戻すかのようである。
それほど、白が際立っている。
だがしかし、白さの中の紅が色香を振り撒く不思議な花である。
こうして、満開の樹を見ると「別に!」といった感じである。
近づくと色香が匂い立つのだ。
しかも、この花はバックシャンでもある。
裏から見ても色香はいや増すのである。
「花辛夷一つの花に母一人」
ゆったりとした、母を思わせる花の形である。
公園を彩る癒しの白である。
木蓮の蕾はまだ堅い。
この蕾は「ハクモクレン」である。
紫木蓮は、はやばやと花が出てきている。
けれども、綻びかけてはくれない。
きっと、明日の午後あたりから開いてくれるのだろうか?
楽しみである。
荒 野人