エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

高幡不動の山アジサイ・・・その1

2011年06月15日 | 
都下、日野にある高幡不動は山アジサイが咲き誇るのである。



山門である。



天井を見上げると、三社札がペタペタと貼り付けられている。
善男善女のうたかたの夢の跡である。

彼らの夢は、現に終わったのだろうか・・・。
強い願望と諦めない持久力が求められるのである。

夢は実現するためにあるのである。



門前市を成すの態である。
不動饅頭なども鬻ぐ店先の呼び込みが楽しい響きである。

ここ日野は、新鮮組の故郷である。
近藤 勇の経営する剣術道場「試衛館」がスタートである。



山門を潜ると、土方歳三の銅像が建っている。
日野の名刹である。



いま、この不動様はアジサイ祭の中にある。
この山アジサイは「くれない」と言う名前である。

見事な赤である。



緑を背景にすると、一際赤が際立つ。
心が揺さぶられる赤である。



赤、白、緑と夫々が際立つ。
眺める善男善女が挙げる歓声。

黙って見ていられないのだ。
腹の中から絞り出すような歓声である。



塔と幟が不動の面影を色濃く押し出す。
一歩足を踏み入れると「静謐」な空間である。



あす以降、山あじさいをお見せしようと考えているのである。
いやいや決して勿体ぶっている訳ではない。

まとめる時間が無いのである。





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 荒野人


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