寒さが戻った日、我が家に勿忘草とイチゴの苗が来た。
イチゴは「とちおとめ」と「あまおう」である。
勿忘草は、最近物忘れが多くなったぼくを戒める意味もある。
勿忘草と言えばイタリアのカンツォーネにも歌われている。
ぼくの大好きな歌である。
過ぎ去りし過去の愛をいとおしみつつ歌うのである。
男の純情がせつせつと歌われる。

考えようによれば「めめしい」男の未練の歌ではある。
ところで「めめしい」は、漢字で書くと「女々しい」となる。
従って、変換した瞬間「やばっ!」と思って平仮名表記に変えたのである。
男だって「めめしい」場合があるからである。

世の女性群よ、男優先社会の悪しき風習に及ぶであろうところの、漢字表記を御許しあれかし。

「あまおう」の花である。
俳画に書くと見栄えする花である。
もっともそうでなければ、蜂が受粉の手伝いなどする由もないではないか。
鉢植えのいちごの花は春田かな 野 人

これは「とちおとめ」の花である。
花を愛でているだけで唾液が出てきそうである。
あぁ・・・たっぷりのスキム・ミルクをかけ、底の平べったいスプーンで、丹念に潰して食べたいものである。
ぼくたちが子どもの頃には「エバミルク」と言ったっけ!
懐かしい食べ方である。
いま我が家でこの食べ方をするのは、ぼく一人である。
かつて品種改良も進んでおらず、イチゴは酸っぱい果物だった時代の名残である。
にほんブログ村
にほんブログ村
荒 野人
イチゴは「とちおとめ」と「あまおう」である。
勿忘草は、最近物忘れが多くなったぼくを戒める意味もある。
勿忘草と言えばイタリアのカンツォーネにも歌われている。
ぼくの大好きな歌である。
過ぎ去りし過去の愛をいとおしみつつ歌うのである。
男の純情がせつせつと歌われる。

考えようによれば「めめしい」男の未練の歌ではある。
ところで「めめしい」は、漢字で書くと「女々しい」となる。
従って、変換した瞬間「やばっ!」と思って平仮名表記に変えたのである。
男だって「めめしい」場合があるからである。

世の女性群よ、男優先社会の悪しき風習に及ぶであろうところの、漢字表記を御許しあれかし。

「あまおう」の花である。
俳画に書くと見栄えする花である。
もっともそうでなければ、蜂が受粉の手伝いなどする由もないではないか。
鉢植えのいちごの花は春田かな 野 人

これは「とちおとめ」の花である。
花を愛でているだけで唾液が出てきそうである。
あぁ・・・たっぷりのスキム・ミルクをかけ、底の平べったいスプーンで、丹念に潰して食べたいものである。
ぼくたちが子どもの頃には「エバミルク」と言ったっけ!
懐かしい食べ方である。
いま我が家でこの食べ方をするのは、ぼく一人である。
かつて品種改良も進んでおらず、イチゴは酸っぱい果物だった時代の名残である。


荒 野人