エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ツァラトゥストラはかく語った!

2010年05月11日 | 日記
哲学者にして人類最大の知性、ニーチェが人類に問うた著作である。
深い洞察と理解力は理性の塊(かたまり)から紡(つむ)がれるのである。






     人は愛することができない場合には、
     そこを・・・通り過ぎるべきなのだ。



ニーチェは、ツァラトゥストラの口を通してこの命題を提起したのである。
ちまちまと生きるな!
キリスト教的隣人愛を超越して生きよ!と言っているのである。

ニーチェは隣人愛と対極のイデーを指し示しているのである。
隣人愛などといった狭い人間関係は要らないとまで言い切るのである。

もう少し敷衍(ふえん)して言えば、程よい距離をもって付き合うことが人間関係の極意であるとするのである。

なんだか、緑のスクリーンの向こうを流れる川と新緑を眺めていると「そんな思索」に耽(ふけ)ってしまうのである。




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                     荒野人

水と緑・・・その美しき世界

2010年05月11日 | 日記
清冽な渓流に映える緑を愛(め)でながらいつまでも歩いていたい・・・そんな事ってありませんか?



渓谷とまでは言わないけれど、深い緑に包まれた川はぼくの心を洗ってくれるのである。



この場合、流れはあくまでも清くなければいけない!
この深い青こそが清流の証であり、川底の深さを証明しているのである。



川沿いをそぞろ歩いていた。
アケビの蔓(つる)と茶色の小奇麗な花が視線に飛び込んできた。

山歩きは・・・こうした自然との思いがけない出会いが楽しいのである。
この蔓にアケビの実が色づく頃、再び訪れてみたいものである。





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