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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

台風が迫っている

2009年10月07日 | 日記
台風は「猛烈な台風」であるという。
そもそも台湾の近海で発生するから「台風」なのである。

カリブ海で発生するとハリケーンである。

ハリケーンには名前が付けられる。
猛烈なハリケーンでも可愛い女性の名前だったりする。
カトリーナなどという名前のハリケーンが、あのジャズの発祥の地を襲ったのは記憶に新しい。
ミシシッピー州、ニュー・オリンズを襲ったのであった。

ルイジアナ州では1577人の方がお亡くなりになった。。
ミシシッピー州では238人の方が亡くなったのであった。



最盛期のハリケーン・カトリーナの姿である。
やはり目がはっきしりしている。

今日の雨は明日の台風の予兆である。



この水たまりの上には「サルスベリ」の木がある。
その紅葉した葉が舞い落ちている。

水紋と色づいた葉のコントラストがとても良い。



金木犀の花が開き切れずに震えているようである。
氷雨が花の蕾に降りかかっているのだ。

香りも立ち上がれない。
晴れたら、一気に香り立つはずである。
その台風一過の晴れ間が楽しみだ。



通りを隔てて、ミカンも濡れそぼっている。
酸っぱいけれど、本当のミカンの味だと言う。
昔のそれほど甘くないミカンの、素朴な味がするのである。




水紋の描く季節は、間違いなく秋を告げている。
上着一枚が必要になってきた。

これが今日の雨である。





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                 荒野人

嵐山の桜餅

2009年10月07日 | グルメ
嵐山駅から渡月橋に向かってそぞろ歩いて行くと「桜餅」を鬻(ひさ)いでいる茶店が点在する。

どの店も美味そうである。
それぞれがセットに工夫があって、ショーウインドウを覗(のぞ)くのも楽しい。

お抹茶と桜餅2個セット。
桜餅大好き派はこれである。



ついで、桜餅1個とクリームあんみつのセットである。
甘党はこれで満足するのである。



それぞれお上品である。
粗野で大食いのぼくは、これでも不満である。

もっと食べたいのである。
ぼくの目が食べたい!食べたい!と言っている。

閑話休題。

渡月橋の命名の由来をご存じだろうか?
文献ではこうなっている。

亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたのである。

亀山上皇はいま、天龍寺境内にある「亀山稜」で静かに眠っている。



亀山の稜(みささぎ)である。


自分の一つの感想が、京都の名所の運命を定めたなどとつゆ知らずであろう。
位の高い人は、やはり天衣無縫でなければならないのである。






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京都嵐山・・・渡月橋

2009年10月07日 | 旅行
嵐山の主役は、紅葉に浮かぶ渡月橋である。
ぼくは紅葉の前だったのだけれど、山に映える渡月橋も「う~む」である。



嵐山駅から渡月橋に至る道すがらは、土産物屋さんと喫茶の店の連続である。
目でも楽しい道である。



食堂脇に並ぶ人力車が風情を醸し出している。
この日は良い天気であった。



渡月橋の全景である。
簗(やな)も見える。



落ち鮎をこの簗で捕らえるのである。
炭の遠火で、コンガリと焼くのである。

これが旨いのだ。

この川は、観光地化した中でも自然が密かに息づいている。
シラサギが飛翔しているのだ。
嬉しいではないか。



この時期は、川遊びには最適である。



日差しこそ強いものがあるけれど、熱くなく寒くなく、ボート遊びで頬を過ぎゆく風は爽やかである。







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