島崎章(木村拓哉)VS 落合義明(江口洋介)
島崎章 VS 高梨雅也(斎藤工)
ひさしぶりに男どうしがぶつかり合うドラマですね。
女性主人公の恋愛物もいいけど、たまにはこういうのも見てみたい。
…………
さて本編。
自信家の高梨はボディガードの仕事に不安をもつ島崎を「臆病者」と決めつけ、
「死ぬ気でやらなきゃクライアントの盾にはなれませんよ」
と語る。
これに対して島崎。
「恐怖心があるから危険を回避しようと思うわけで。
怖くないっていうのはやけくそと変わりないっていうか。俺は怖くない人と組むのは怖いな」
これは島崎の方が正論かな?
自信家で怖いもの知らずは無謀なことをする。
その無謀でひどいめに遭うのが当人だけならまだいいが、大抵、他人も巻き込まれる。
一方、怖さを知っている人間は慎重に物事を考えて行動する。
このことはボディガードの仕事ばかりでなく、あらゆることに言える。
たとえば戦争。
自分は強大な軍隊を持っているのから戦争しても勝てると信じ、安易に戦争を仕掛ける。
その結果、ひどいめに遭うのは庶民。
トランプや安倍は大丈夫かね?
戦争を声高に叫ぶヤツは危ない。
…………
島崎は警視庁SP落合に言う。
「あなた方が拳銃を出さなかったら、相手(=犯人)は刃物なんか出さなかったんじゃないですかね?」
この言葉も戦争に応用できますよね。
・相手が強力な武器を持つから自分も持つ。
・相手が核ミサイルを持つから自分も持つ。
かくして軍拡競争が進んでいく。
島崎はこんなことも言っていた。
「丸腰だから人を守れることがあるんじゃないですかね?」
これって憲法9条のこと?
たいした武器を持たない丸腰だから外交で解決する。
さまざまな打開策を必死で考え、国連なども利用する。
島崎は憲法9条の体現者?
こんな島崎に対して、落合は言う。
「いいですね、民間は。偉そうなことを言えて」
落合は権力側の人間だから、島崎の言葉を「お花畑」と考えるのだ。
脚本は井上由美子さん。
深読みし過ぎかもしれないけど、
井上さん、政治的な問題意識でこの作品を書いているような気がする。
〝ボディガード=国防〟と考えると、井上由美子さんの込めた政治的なメッセージが見えてくる。
あとは、斎藤工さんが演じる高梨。
部屋に軍事ヘリコプターの模型があったりする元自衛官という設定。
井上由美子さんが自衛官をどう描くのか、興味がある。
島崎章 VS 高梨雅也(斎藤工)
ひさしぶりに男どうしがぶつかり合うドラマですね。
女性主人公の恋愛物もいいけど、たまにはこういうのも見てみたい。
…………
さて本編。
自信家の高梨はボディガードの仕事に不安をもつ島崎を「臆病者」と決めつけ、
「死ぬ気でやらなきゃクライアントの盾にはなれませんよ」
と語る。
これに対して島崎。
「恐怖心があるから危険を回避しようと思うわけで。
怖くないっていうのはやけくそと変わりないっていうか。俺は怖くない人と組むのは怖いな」
これは島崎の方が正論かな?
自信家で怖いもの知らずは無謀なことをする。
その無謀でひどいめに遭うのが当人だけならまだいいが、大抵、他人も巻き込まれる。
一方、怖さを知っている人間は慎重に物事を考えて行動する。
このことはボディガードの仕事ばかりでなく、あらゆることに言える。
たとえば戦争。
自分は強大な軍隊を持っているのから戦争しても勝てると信じ、安易に戦争を仕掛ける。
その結果、ひどいめに遭うのは庶民。
トランプや安倍は大丈夫かね?
戦争を声高に叫ぶヤツは危ない。
…………
島崎は警視庁SP落合に言う。
「あなた方が拳銃を出さなかったら、相手(=犯人)は刃物なんか出さなかったんじゃないですかね?」
この言葉も戦争に応用できますよね。
・相手が強力な武器を持つから自分も持つ。
・相手が核ミサイルを持つから自分も持つ。
かくして軍拡競争が進んでいく。
島崎はこんなことも言っていた。
「丸腰だから人を守れることがあるんじゃないですかね?」
これって憲法9条のこと?
たいした武器を持たない丸腰だから外交で解決する。
さまざまな打開策を必死で考え、国連なども利用する。
島崎は憲法9条の体現者?
こんな島崎に対して、落合は言う。
「いいですね、民間は。偉そうなことを言えて」
落合は権力側の人間だから、島崎の言葉を「お花畑」と考えるのだ。
脚本は井上由美子さん。
深読みし過ぎかもしれないけど、
井上さん、政治的な問題意識でこの作品を書いているような気がする。
〝ボディガード=国防〟と考えると、井上由美子さんの込めた政治的なメッセージが見えてくる。
あとは、斎藤工さんが演じる高梨。
部屋に軍事ヘリコプターの模型があったりする元自衛官という設定。
井上由美子さんが自衛官をどう描くのか、興味がある。
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