週に一度は世の中の出来事についてコメントしたいと思います。
まずは野球賭博事件。
ここ数年の相撲界の不祥事は次のとおり。
暴行・暴行致死・麻薬、そして今回の賭博。
ひとつのスポーツでこれだけの不祥事が起きるなんてどう考えてもおかしい。たとえば野球とかサッカー、その他のスポーツを考えてみればいい。
相撲の地方興行にヤクザが関わっていたという昔からのしがらみで、こうなってしまいやすいのはわかるが、相撲協会自体の体質が問われても仕方がない。
相撲関係者にはそもそもスポーツとは何か? あるいは相撲とは何かを考えてほしい。
スポーツは人々に夢とか勇気とか、力を与えるもの。
今やっているワールドカップを始め、バンクーバーの浅田真央選手、野球のWBCなどを考えてみればわかる。
相撲だって、名勝負をして観客が拍手喝采する。
そこに力士の皆さんも喜びがあるはず。
この原点を忘れていなければ、やっていいことと悪いことの区別はおのずとつくはずだ。
昨日の事件ではマツダの暴走事件。
「クビになって復讐しようと思ってやった」
キレてしまったわけですね。
犯人は40代前半だそうだが、全く想像力がない。
自分が犯したことで人が亡くなれば、悲しむ人がいる。あるいは自動車に引かれれば痛い。後遺症でその後苦しむことになる。
そんな他人に対する想像力が働けば、こんなことは出来なかったはずだ。
確かに物事がうまくいかなければ、うっぷんが溜まる。世の中を憎みたくなる。
でも、そんなものはワールドカップを見たり、映画やドラマで感動したり、バラエティで大笑いすれば解消すること。
山に登ったり、運動したりしてもいい。
それでも解消できなければ、社会的な方法で闘えばいい。
たとえば弁護士や労働問題に関わるNPOに相談して、不当解雇を訴えるとか。
沖縄の基地問題のデモに参加してみるとか。
キレてやりたい放題やるというのは、その何分間かはスカッとするだろうが、その後は虚しい。
現在は不満や怒りを解消するチャンネルが少ないのかな?
確かに個人がバラバラで連帯するということは少ないけれど、不満や怒りのエネルギーを何らかの手段で発散する智恵を持たなければ。
そして参議院選挙。
僕は民主党を支持しているが、今回はためらっている。
通常国会会期末の強引なやり方。
今度の参議院選挙で過半数を与えたら、民主党のやりたい放題になってしまう。
国会では議論をしっかりやっててほしい。
強行採決や不十分な議論で政策が決められることなどもっての他だ。民主主義に反する。
ところが、それを過半数を与えたら民主党はやりそうだ。
民主党が間違った方向に走っても誰も修正できない。これはまずい。
だから今回はためらっている。
最後にワールドカップ。
韓国がナイジェリアと引き分け決勝リーグ進出決定。
よかったですね。
同じ東アジアの民として共に喜べる。
韓国の人も、今度は日本が決勝に行けることを望んでいるという。
こういう連帯感。
もちろん、韓国と闘うことになれば必死に日本を応援するけれど、試合が終わればお互いの健闘を讃え合う。
こういう健全なナショナリズム。
そして、これが出来るのがスポーツだ。
相撲協会には、こういうスポーツの素晴らしさに気づいてほしい。
マツダの暴走事件の犯人もスポーツの中で連帯感を味わい、蓄積したもやもやを発散してほしかった。
まずは野球賭博事件。
ここ数年の相撲界の不祥事は次のとおり。
暴行・暴行致死・麻薬、そして今回の賭博。
ひとつのスポーツでこれだけの不祥事が起きるなんてどう考えてもおかしい。たとえば野球とかサッカー、その他のスポーツを考えてみればいい。
相撲の地方興行にヤクザが関わっていたという昔からのしがらみで、こうなってしまいやすいのはわかるが、相撲協会自体の体質が問われても仕方がない。
相撲関係者にはそもそもスポーツとは何か? あるいは相撲とは何かを考えてほしい。
スポーツは人々に夢とか勇気とか、力を与えるもの。
今やっているワールドカップを始め、バンクーバーの浅田真央選手、野球のWBCなどを考えてみればわかる。
相撲だって、名勝負をして観客が拍手喝采する。
そこに力士の皆さんも喜びがあるはず。
この原点を忘れていなければ、やっていいことと悪いことの区別はおのずとつくはずだ。
昨日の事件ではマツダの暴走事件。
「クビになって復讐しようと思ってやった」
キレてしまったわけですね。
犯人は40代前半だそうだが、全く想像力がない。
自分が犯したことで人が亡くなれば、悲しむ人がいる。あるいは自動車に引かれれば痛い。後遺症でその後苦しむことになる。
そんな他人に対する想像力が働けば、こんなことは出来なかったはずだ。
確かに物事がうまくいかなければ、うっぷんが溜まる。世の中を憎みたくなる。
でも、そんなものはワールドカップを見たり、映画やドラマで感動したり、バラエティで大笑いすれば解消すること。
山に登ったり、運動したりしてもいい。
それでも解消できなければ、社会的な方法で闘えばいい。
たとえば弁護士や労働問題に関わるNPOに相談して、不当解雇を訴えるとか。
沖縄の基地問題のデモに参加してみるとか。
キレてやりたい放題やるというのは、その何分間かはスカッとするだろうが、その後は虚しい。
現在は不満や怒りを解消するチャンネルが少ないのかな?
確かに個人がバラバラで連帯するということは少ないけれど、不満や怒りのエネルギーを何らかの手段で発散する智恵を持たなければ。
そして参議院選挙。
僕は民主党を支持しているが、今回はためらっている。
通常国会会期末の強引なやり方。
今度の参議院選挙で過半数を与えたら、民主党のやりたい放題になってしまう。
国会では議論をしっかりやっててほしい。
強行採決や不十分な議論で政策が決められることなどもっての他だ。民主主義に反する。
ところが、それを過半数を与えたら民主党はやりそうだ。
民主党が間違った方向に走っても誰も修正できない。これはまずい。
だから今回はためらっている。
最後にワールドカップ。
韓国がナイジェリアと引き分け決勝リーグ進出決定。
よかったですね。
同じ東アジアの民として共に喜べる。
韓国の人も、今度は日本が決勝に行けることを望んでいるという。
こういう連帯感。
もちろん、韓国と闘うことになれば必死に日本を応援するけれど、試合が終わればお互いの健闘を讃え合う。
こういう健全なナショナリズム。
そして、これが出来るのがスポーツだ。
相撲協会には、こういうスポーツの素晴らしさに気づいてほしい。
マツダの暴走事件の犯人もスポーツの中で連帯感を味わい、蓄積したもやもやを発散してほしかった。
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