平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

マッサン~わてのする事にいちいち疑ってかかる頑固な男が、未来の鴨居商店には必要や

2014年11月29日 | ホームドラマ
 昨日(28日)の鴨居の大将(堤真一)がカッコいい!
 マッサン(玉山鉄二)を自分の会社に入れるために口説いたせりふがこれ。

「わてにはお前の技術が必要や。
 日本でウイスキーが造れるのはお前しかおらん。
 それに、お前、こないだ言いおったな。
『あんたの言いなりになるつもりはない』
 その頑固さが欲しい。
 クセが強うてとんがってて、わてのする事にいちいち疑ってかかる頑固な男が、未来の鴨居商店には必要や。
 お前が加わる事によってうちには必ず化学反応が起こる。
 鴨居商店はますますおもろい会社になる」

 名セリフですね。
 <その頑固さが欲しい>
 <クセが強うてとんがってて、わてのする事にいちいち疑ってかかる頑固な男が、未来の鴨居商店には必要や>

 器の小さい経営者なら、イエスマンばかりを集めて、する事にいちいち疑ってかかる頑固な男を遠ざける。
 しかし、大将はそんなマッサンを受け入れている。

 <お前が加わる事によってうちには必ず化学反応が起こる>
 <鴨居商店はますますおもろい会社になる>
 というのも優れた経営論ですね。
 ひとつの価値観に凝り固まった企業は硬直化する。
 今までの成功体験に安住して、新しいことができず、衰退する。

 <おもろい会社>
 鴨居の大将には<面白がる精神>が満ちあふれているんでしょうね。

コメント
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