地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~灯篭一万個

2017-03-12 09:07:00 | 日記
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 6回目の東日本大震災追悼式の片隅に 今年も無事参加できた。復興を固く々く誓うものの 情緒的になり過ぎている自分の足元がみえてきて空しい。参集規模も参加者の人間模様も 年々変化していることが現場に行くとはっきり解るので なおさら なのである。
 ただ 若者の参加が合唱や演奏 灯篭設営などのイベントのほうに より熱くなってきているようで…負けてたまるか!気合い一発!と 思わせてくれる。
(やはり 年月の流れに耐えられなくなってきたのは…歳のせい?でも ある。)
 灯篭一万個並べの作業に 機敏でシビアに動く彼らの頼もしい様子は ほんとうにカッコよく思うのでありました。
        「人界のともしび赤き彼岸かな:相馬遷子」

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街角風景~老眼鏡

2017-03-09 11:29:38 | 日記

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 つまようじでコケシを作る趣味人がおられるようだ。なかなか細かい造作で手先が相当器用なのだろう。じつは…これに注目した訳は…眼鏡が添えられてあったから…でした。
 脇に老眼鏡という日常必需品を置いてくれたその気持ちは 単なるアイデアではないのだろう。高齢ともなればおそらくどなたも 眼鏡なしでは日常はままならない。この作品展示に関わった人々の心構えが伝わってきて ほっとする春なかば なのでありました。
         「冴え返り冴え返りつつ春なかば:西山泊雲」

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街角風景~千年の至宝

2017-03-08 09:02:00 | 日記
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 ひょんな時期に東京行きとなり 久々に無表情な都市空間のど真ん中に立つことになってしまった。せっかくなので すこし歯ごたえのありそうな文化に触れたいと…上野の駅で降りると 奇しくも春日大社展の開催中に遭遇。
 秀逸は「鹿図屏風」(17世紀の江戸期)と「十一面観音菩薩立像」10世紀の平安期 「赤糸威大鎧」13世紀頃の鎌倉期以降(伝:源義経奉納) など
…全体で250点ほどの大量の展示物があり 観覧後は財布も頭もフラフラとなった。
 また 数が多すぎて会場を出たら思い出せないだろうと…メモのためペンを握ると警備の人から注意勧告!を受けたり あまりの人混みに酔ったりと ほとほと疲れ切ってしまった…けれど… こんな機会は 生涯もう二度とはないだろうなぁと ひとり珈琲を飲みながら ふつふつと満足感が湧いてくるのでありました。
         「申祭(サルマツリ)人より多き鹿の群:木下星林」

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街角風景~お雛さま

2017-03-02 10:21:47 | 日記
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 街中では一斉に秘蔵の人形を公開するのが最近流行してきた。この機会を逃す手はない。今年の一品は あふれる気品 重厚な権威感と存在感 オーラが周辺に漂っている女雛(古来どおり向かって左側位置に)。
 作り手側に立って心持ちを想像してみると きっと宗教的な祈りと厳粛な生命観の意識が基にあったに違いない。そう思って鑑賞すると 心の中も見通されてるようで ゾクッとして 後ずさりしてしまうくらい 近寄りがたい表情をしておられる。
 おままごと用のお人形というイメージより 仏像に近く命を吹き込むように作ったのでしょう。発祥の元は古代宮廷だから さもありなん。
 ちなみに 向かって左が男雛の場合は 昭和天皇の即位式以降の流行(はやり)で 東京風…と 云うらしい。
        「雛の間に寝てたましひの眠られず:大石悦子」

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街角風景~風光る

2017-03-01 09:27:00 | 日記
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 定番ながら…放射冷却で2/28の朝は-9℃まで下がりました。山奥の(失礼!)薮川というところでは-20℃まで。ギョギョギョ!!です。
 しかし 日中は雲も無く ひさびさの日光浴と へんてこ前衛的画像の写真撮影に挑戦。なんとなく 吹く風には 春の「かほり」が。それだけで無性にうれしくなってしまう あっという間の一日なのでした。
            「風光る閃(ヒラメ)きのふと鋭けれ:池内友次郎」

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