新聞から一句抜粋:
「ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪:久保田万太郎:句集『流寓集』」(2016.2.20よみうり) の長谷川櫂さんの評は 「…東京の春らしい一句。」と絶賛である。ネタを並べて…春を詠む。この機転は天性のものとしか思われない。構えばかりに気を取られて もっともっと素直なこころで過ごさなければ…。
…などとブツブツとボヤキながら 散歩していたら…似た感じの17文字形態の警告文?が目についた。
簡潔明瞭な表現で 説得力充分の作品群である。そうかぁ~!必要なことは「心のゆとり」で のんびりでもなく ゆったりでもなさそうだ。○○らしさをつぶやくには 心のゆとりから じんわりと自然に出てくる…モノらしいと教えられた。以後 それでいこう…もう一度 と云わず何度でも。
(核心に一歩近づいた感じですが…心のゆとりの基とは?と また腕組み状態になってしまうのでした。)
「そよそよと生きて来しなり春袷:山田みずえ」