年始めに商店から貰った暦には 8/25には東京パラリン「開会式」の文字が打たれ
ている。まもなく8月も過ぎて行く。すでに祭りへの期待感は喪失し忘却していた。
見えてそうな専門家も居そうだが ほぼ見えていない暗黒の悪魔と闘うこと約半年。
打つ手は有りそうで決定打を持てないまま ダラダラと時が過ぎ 街から祭り(イベ
ント活動)がすっかり消えてしまった。
7月上旬に協力要請のあった芸術祭への写真出品も 切羽詰まって自分なりには未
消化ながら出品してしまった。展示はどういう形態となるのか 開催関係者の気苦労
はいかばかりかと思いながら 投げやりで肝心の薄っぺらな作品にも自分であきれる
しかないのである。
すべてが蓋を開けてみないと判らないという 無計画の計画こそが事実上の新しい
日常ということになり 怪し気な予言者の意見に影響される街の未来は かなり深刻
な状況にあるということになる。
「年よりが四五人酔へり秋祭り:前田普羅」