池の近くに張り出してある注意書きには(池の…)「コイの持ち出し持ち込み…禁止…(略)」とある。持ち出し?持ち込み?とは この現象は どう解釈すればいいのだろう。
不特定多数へ向けての公的メッセージなのだから…そういう風情も公共心もない人がこの周辺近くに現実にいる…ということなのだろう。身近なところに興ざめさせ近づきたくない嫌な現実があるものだ。下に心のある「恋」の字を充てるならば 洒落た気分にもなるのだけれど…。
はたして 一般に喚起の標語を募集したら どんなメッセージが寄せられるだろうか?自力で考えようにも 加齢でステレオタイプ化した脳みそにとっては かなりの難問である。「子供の視線」でアプローチは 一つの打開策のヒントになるかもしれない が…それを粋な言葉にするとなると…ムム疲れる地域社会になって し・も・た…。生き過ぎたか?
「寒鯉のものを言ひたる目が動く:森 澄雄」