家人が体調を崩して入院。その部屋の窓から盛岡西方にある南昌山を望む。いまは回復し療養と静養に専念。気候のせいか 扱いが冷たいせいかの原因は不明。それにしても想定訓練はしていたものの いかに単身者のルーチンワークと日常的サプライズの多いことか。
果物を食べたい。ナイフをさがし林檎を剥く。残りはラップにくるんで冷蔵庫へ。さらにゴミの処理と分別。捨て場へ持ち込む。…と一連動作だけでもたいへんな仕業で 日常生活はその複雑な組み合わせで成り立っている。
悠々自適生活などということなど考えている暇はない。一日が終わるとドッと疲れがでて 横になった途端眠りの世界へ…。世に云う独居世帯の苦労がほんとうによく解るような…(気がするだけ?)。まさに日々瑣末闘争…今回は 根本的に暮らし方の見直しをしようと思う よい契機になった…のでした。(ネタはたくさんあるんですけど残念…負け惜しみ?)
「雪雲に青空穴のごとくあく:高浜年男」