
新聞に 2014年中 認知症の人の行方不明者(警察届出者)数が載った。全国で一万人を超す数値の多さに吃驚。信じられない数。エ~ッ!?このうち168人が所在が分からない!…という。社会全体かこちらの頭のどちらかが きっとどうにかなっているのでは!と感じた。
この社会現象に対応して さまざまな対処療法の研究も大事と思いますが 根治療法の検討は社会学者の領域分野なのかな?よく解らないし報道もされない。政治家ではムリだと思うし 今の日本には 出生率や高齢化率がまだ改善方向になる余地がある と信じている人は ほとんどいないのに なぜ考えないのだろう。考えていても適正な社会的評価がされないので云えない?のか。
個別のチームアプローチは特技なわけだから どうやら全般に学者を(憲法学者も含めて…)尊重しない気風が定着してしまったのかもしれない…危惧と不安と疑問がつきない。
個人的には「まなざし」を大切にし できるだけ良いコミュニケーションを取れるよう研鑚するしかないのだが…あまりに新聞紙上の一覧表は 無機質で悲しい数値でありました。
(思わず長文ご容赦 なお…本文と写真は関係がありません)
「ゆあみして来てあぢさゐの前を過ぐ:山口誓子」