「・・・シグナレスはぢつとその雲の行く方をながめました。それからやさしい腕木を思ひ切りそつちの方へ延ばしながら ほんのかすかに ひとりごとを言ひました。・・・」宮澤賢治短編童話選より
・・・この作品は恋のお話だろう そう思って読むと全面納得なのでした。シグナルは賢治さんシグナレスは恋焦がれるお相手・・? 盛岡の街の凍えた空も 当時のイーハトーヴォとそれほど変わらないのだろうから 近場に恵まれた自分は もう少ししっかり風景の変化を読み取らなければ・・・と思うこの頃なのです。本朝 -11℃ JJJ!