荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

有線テレビ

2019年08月18日 | 雑記
有線放送で講演会の実況録画が流れ、見入ってしまった。

時事番組でお馴染み、大学教授の辛口コメンテーターが現政権を切る。

「金・物・人」に関わる負のイメージを語り、小気味いい。

講演者と、視聴者の様子も垣間観ることが出来、一人見知った顔があった。

この御仁、時折後ろを見たり飲み物を口にしたり、明らかに退屈の様子。

講演の内容がつまらなかったのか、腹立たしかったのか、

不満が手に取るように判った。

政権の批判が佳境に入る頃、席を立って出て行った。

講演も楽しかったが、それを聴く人の様子を見るのも楽しいひと時。

今村由夫 版画とフレスコ画展

2019年08月17日 | 展示会
今村由夫 版画とフレスコ画展

2019年8月9日(日)〜9月8日(日)a.m.11:00〜p.m.5:00 開廊/金・土・日

梅鳳堂 arashiyama 旭川市旭岡2丁目13-8 Tel.0166-54-3868

伝統的な日本画のような透明感は、時の移ろいと自然の美しさに溢れている。

紙と道具とテクニック、作家は全てを自らの手に託し、版の世界観と対峙する。

銅版と木版、シルクスクリーン、手彩色の併用が画面を際立たせている。

空間の余白は、淋巴の障壁画に通ずる緊張感が良い。

箱入り娘

2019年08月16日 | 展示会
40年間、色々な展覧会に参加し、色々な作品が生まれた。

計画からエスキース、パーツを作り展示場での設置が終わり、作品が完成。

そして、作品の発送作業が待っている。

インスタレーションでは、それぞれの部材をまとめダンボール箱に入れる。

作品の返却とともに、そのダンボール箱は仕事場の隅に積み重ねられる。

断捨離も佳境に入り、本丸に到達。

作品のダンボール箱や筒に入り、二度と組み上げられることはない、と

諦観する永遠の展示空間に収めることを決意する。

思えば、インスタレーションでは展覧会に参加したことの記憶と記録が残り、

物ではない、思考として時を活かした空間の意味を考えて来た、と再確認。



あの頃のデッサン

2019年08月15日 | 雑記
50年ほど前に描いた学生時代のデッサンを見つけた。

石膏デッサンは木炭から鉛筆に、そして筆に変わった。

唐紙に全身大の石膏像を描く無理難題の課題。

一本の線は、紙に墨が滲み、筆跡が止まり、全身像はひっくり返ったり、

歪んだ体を作り出す。

墨の濃淡、筆圧の強弱、対象を見ながら画面を追う。

半年以上その繰り返しから、ようやく全身大の石膏像が

見られるようになった。

決して上手くないあの頃のデッサンを見ながら、あの頃のことが

懐かしくもあり、恥ずかしい想い出が蘇る。

夏休み

2019年08月14日 | 雑記
恒例の夏休み、札幌から孫娘がやって来た。

いつものように旭山動物園、ランチはきしめん、本屋さん、

夕食は和食、今年は神楽の花火が飛び入り。

動物園は昼に行ったこともあり、豪快なカバの舎内散歩を見た。

狼の遠吠えは、昼休みと重なり木陰でのお昼タイム。

ランチのきしめんは二日連続の大盛りを注文。

俗にいう、来てよし、帰ってよし。