荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

DMZ(非武装地帯)

2015年08月24日 | 日記






朴壽根美術館がある楊口は、韓国と北の境界線・DMZ(非武装地帯)に近い町。

「希望のレポート・HOPE REPORT」展のおり、美術館の学芸員からこの地を案内され、1990年に発見された第4トンネルを見学した。

周辺には軍事基地が点在し、出入りする車と人のチェックをおこたらない。

緊張感が漂う中、ヘルメットかぶりトロッコで5分程走行体験をした。

頭蛇淵は金剛山につながる玄関口にあり、戦争が激しかった頃以来2004年に解放され、景勝地として観光コースとなっている。

山中には、未だに数多くの地雷が埋まり、DMZ近くの一見平和な観光地のように見えるが、停戦そのままの状態が続いている。

今年、日本は戦後70年、韓国は停戦70年、解放70年という中で、この地を訪れた意味は大きい。