バンダチ
李朝時代の箪笥のひとつ、バンダチ。
前面の上半分が前に開くようになっていて、いろいろな木材を駆使し鉄や真鍮、白銅などの金具が使われている。
最近インテリアの一部として、和室や洋室内で楽しむ人々が多くなっている。
かく言う私もバンダチが大好きで、旭川や長野の自宅の随所に置いて楽しんでいる。
ひょんな事から、そのバンダチを開けて見ると色々なものがぎっしりと詰まっていた。
あれもこれも、どこかで求めたものや頂いたもの、見なければ忘れているようなものばかり。
虫干しを兼ねて、入っていたものを全部出した。
これはと思うもの以外を処分用の袋に入れ、思い切ってリサイクルショップに出した。
もう一つのバンダチには、アルバムから溢れた写真がぎっしりと詰まっている、こちらは次の機会に、と見ないで閉めた。
見ないと忘れている、これは絶好のチャンス到来。
ベッドの横には読んだ本の山、本棚には横積みでビッシリ。
これらも、本専門のリサイクルショップへ。
ゴミで出すよりは増し、旭川ではちゃんと引き取ってくれた。
まだまだ、本も含めて色々なものが残っている。
時々、空気の入れ替えと気分転換に、身の周りの整理も面白い。