展覧会情報ー旭川デザインギャラリー荒井善則個展４日目

今日のBGMは、スカンジナビアの女性ボーカリストを中心にした音楽を会場に流しました。軽快で透明感のある声が、インスタレーションの着色された造形物と共鳴しているようです。今回の作品記録にと、旭川在住のカメラマンに撮影していただきました。連日見ている自分の作品が、広角レンズから見る被写体の様子とはかなりかけ離れていて、すぐに画像を見ることが出来るデジタルカメラの便利さとに、改めて驚かされました。この会場を訪れた方々から、会場一杯の色取り取りの連続性に元気が出るという感想を、数多く耳にしています。そして、会場一杯に展開したインスタレーションに、贅沢な個展だという感想も寄せられていて、喜んでいます。毎週、市内の画廊巡りをしているという84歳の女性からは、こんな作品は初めて見たが、楽しかったと言って帰られました。お客様の中には、作品の説明として何を言いたいのかを簡単に書いて欲しいと言う声もあります。最近のグループ展では、アーティストトークとして、お客様の前で数分間程度、作品解説をする機会が増えています。日時を決めて、このトークの予定を入れてみようかと思いますが、お客様の足が「とーく」なるかも知れません。

展覧会情報ー旭川デザインギャラリー個展

荒井善則個展　インスタレーション＋場の知覚から　が始まりました。
会期は、11月22日（火）～12月4日（日）11：00～５：00（月曜日休館・最終日午後4：00まで）です。
旭川デザインギャラリーの会場は、23日に新しくオープンした旭川駅から徒歩5分、レンガ倉庫を改装した素敵な空間です。倉庫群には、チェアーズギャラリー（織田コレクション展示）、旭川地ビール館（地ビールやランチが美味しい）、インテリアショップ等が隣接しています。新しくなった旭川駅周辺と倉庫群を散策しながら、初冬の散歩を楽しんで見ることをお薦めします。明日は、天候が荒れるとの予報です。車も徒歩も、冬道には十二分に気を使っていらして下さい。素敵な空間が、皆様をお待ちしております。

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旭川デザインギャラリーでの個展が、11月22日（火）から始まりました。今回の設置は、約4時間で出来上がりました。
3日目となる今朝は、冷たい雨が数日前に積もった雪を打ち付けていました。
1年振りのデザインギャラリーの個展会場には、床一杯に広がる朱色、黄色、緑色のを基調とした直方体からなる三角形に組み上げられ、半円中の上に乗せられた造形物が広がっています。
それら全体を俯瞰出来るような天井近くまでの脚立が設置されていて、この空間を十二分に楽しむことが出来るようになっています。フローリングの床、コンクリート打ち離しの壁、天井むき出しの梁の会場の美しさを活かしたインスタレーションです。今日のバックグラウンドミュージックは、韓国の伝統的な物とパンソリをミックスしたような音楽です。会場の雰囲気にマッチして、気分は新たなる東洋の世界観を演出しているようでした。