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アルテピアッッア美唄でのワークショップは、タイ作家と日本作家の自己紹介から始まった。
スライドを見ながら作品を紹介し、十二支を描く提案とオリジナルキャンバスの説明を受ける。
タイ十二支の亥はゾウが代わって登場し、時間の経過と動物が描き込まれるうちに、
互いの話題も豊かになり交流が深まって行く。
発音が難しい名前こそ覚えられなかったが、個人制作が始まると顔と作品の個性を理解出来る
ようになり、共有する時間の楽しさが増す。
二日目は雨が上がり太陽が照り始めた屋外でのランチタイムでは、タイ作家が二十数年前の
ロンドン滞在が同じ頃とあって、その話題に花が咲く。
タイから札幌までエアーアジアの格安航空券LCCを利用すると、片道5000円。
彼らの帰国に併せ、バンコクに行こうと誘われたがパスポートがない。
自宅に戻り新千歳空港に行くには、時間と運賃が倍以上、と冗談は尽きない。
旅行は次の機会を待つことにして、作業再開。