韓国からの友人、朴さんはトンネルを抜け新幹線から見える山と瓦屋根のある住
宅地が続く風景が素晴しかった、と聞かせてくれた。
都会のビルや高層住宅にない、長野らしい風景の魅力を教えられた。
長野への行き帰りに見る風景、山を背景に人々が住む生活は、地に足が付いた環
境を作り出している。
朴さんは、連日バイクでいろいろな所を巡り、すっかり長野の魅力に取り憑かれ
たようである。
展覧会を通じて出会ってから約四半世紀、色々な場面での交流が続いている。
長野でも、朴さんと尹さんと連日飲んでは語り、いつも新鮮な想いが続いている
ことが嬉しい。