荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

足袋

2018年02月03日 | 日記
断捨離の中で、未使用の足袋を見つけた。

どうしようか、と思案し旭川市博物館に連絡を取った。

「あしぶくろ」って何ですか?と、近い将来質問が来るかもしれないなどの話題から、

博物館に寄贈した。

女性用の赤足袋二足と、子供用の黒足袋一足。

従兄弟のためにと、叔母が持っていたものを分けてもらった。

一足の真ん中を糸で留め、紙の商標が貼ってある。

赤足袋はいつも母親が履いていて、寒い冬の定番だった。

子どもの頃、外出は下駄、長靴でも足袋を履いていたような気がする。

昨年、小樽で篠笛の会に参加した折りに、能舞台だったこともあり白足袋を新調して履いた。

時に、足袋を履くと親指と人差し指の間が痛くなる。

健康志向から五本指の靴下も流行っているが、足袋同様指の間が痛くなり、ジジイには無用。

履物文化から、足袋は遠い存在になった。