海印寺・八幡大蔵経収蔵庫
ビビンバ・ドングリ豆腐
3泊4日のミステリーツアーの想い出に浸る間もなく、慌ただしく長野に来て野沢温泉へ一泊旅行。
頭も体も、少々疲れ気味。
ようやく落ち着きを取り戻し、ブロブジジイの時間が持てるようになった。
旅で見て、旅で感じて、旅で食べる楽しさは、昔も今も変わらない。
一茶や芭蕉のように、旅の中から言葉を紡ぐことは出来ないけれど、形にならない想いを溜めることは嬉しい。
今回のミステリーツアーは、韓国・大邱(デグ)の海印寺(ヘインサ)への一人旅。
旭川から列車で2時間、新千歳空港から仁川まで約3時間のフライト、大邱までバスで約3時間半。
そして、西大邱バスターミナルから1時間半の旅。
好天に恵まれ、見事な紅葉の中で、半日間の散策が楽しい。
海印寺行きは約40年振り、参道には変わること無くキノコや薬草売りの露天が並ぶ。
八幡大蔵経の収蔵庫は、入り口でシャットアウト。
若い坊さんから、八幡大蔵経の版木を持って写真を撮ってもらったこと、刷りムラのある経典をいただいたこと、
今では懐かしい想い出のひとつ。
ふらっと入った食堂では、注文したビビンバに名物のドングリ豆腐が付いて来た。
40年前のあの時も、ドングリ豆腐を食べたことは忘れていない。
アジュモイニからは、ご飯のお代わりを、と。
腹一杯で、もう入らない。マスィソヨ、カムサンハンミダ。