荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

敬語とため口

2015年01月22日 | 日記


「ばあやん(おばあさん)、大丈夫かね」と、生前の母親に声をかけた人がいて、

そんなに老人になったのか、とギョッとした。

病院では、老人に対して幼児をあやすような言葉や、ため口で薬の説明する場面を多く目にする。

ある時、会議の席で若い同僚から「おまえ」と云われたことがあり、それについて反論すると

「お前」は、敬語だと。

確かに「御前」は敬語だが、近年は下に見るか後輩に使うことが一般的。

ましてや北海道では、「おまえ」はため口そのもの。

その影響か、ドラマやトーク番組で、ほとんどがため口で軽薄そのものが横行する。

少なくとも、お客や目上と思われる人には、敬語までとは行かないまでも丁寧な言葉遣いが必要と思う。

この点、貴殿は如何に思案されるのでしょうか。