荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

ラファエロ前派展

2014年03月29日 | 日記




ラファエロ前派展
それは懐古か反故か?

2014年1月25日(土)~4月6日(日) 会期中無休
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)

20年程前、半年間のロンドン滞在中、テート美術館にミレイやロセッティーなどラファエロ前派の作品を何度も見に行った。

今回のラファエロ前派の展覧会には、それら印象に残った多くの作品が展示されている。

ビクトリア時代の半ば、画壇が停滞する中にあって画期的な改革を遂げたルネサンスを見直すため、ラファエロ以前の精神に

新たな表現を模索する若い芸術家の情熱から、大きな花が開いた。

英国は、産業革命のパワーと共に芸術やデザインの世界を変える「ラファエロ前派」を生み出した。

芸術家と見出されたモデルたちとの愛憎劇の中、「英アート界のスキャンダル」のコピーに注視する。

モデルたちは、皆美人で知的で官能的で魅力的。

画家たちが惑わされる気持ち、解るだけに羨ましい。