松代・ザクロの古木
小畠廣志展
2013年10月7日(月)～11月9日(土) a.m.11:00～p.m.7:00
113-0034 東京都文京区湯島2-25-4 Tel. & Fax. 03-3834-7667
画廊 成田光房
1996年に亡くなった彫刻家・小畠廣志の個展が開催されていて、長野に来る前に立ち寄ることが出来た。
10年程前に銀座で開催されて以来の個展となり、湯島の画廊を訪ねた。
ブロンズと木彫、デッサンとリトグラフ等が並ぶ。
少女の頭に蜘蛛やカブトムシなどの昆虫を彫り込んだ木彫に、しばし見惚れた。
モノクロのリトグラフは、人間の形を的確に捉え動きのある線が美しい。
ゆったりと説得力ある小畠廣志の声が聞こえて来るような、こちらチラッとを見ながらの笑顔を想い出す。
青年期の中で知り合った大きな存在として、久し振りに思い起こした厳しくも優しい小畠廣志がここにいた。