荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

展覧会情報ー旭川デザインギャラリー荒井善則個展9日目

2011年12月01日 | 展示会
今日は全国的に冷えた中、旭川はこの冬一番の寒さでした。

旭川での個展9日目です。

この数日、札幌や本州などから学生さんや”若い気持ち”を持った方が数多く来廊され、熱心な作品鑑賞の様子を目にします。チェアーズギャラリーの新企画「リ デザイン展」を観にいらして、ここにも立ち寄られるようです。

その中で遠来の鑑賞者のお一人は、筑波大学の学生で成田ー旭川という新たな空路を利用し、勉強を兼ねて家具の街旭川を訪ねたそうです。2泊3日レンタカーを利用し、初めての冬道の怖さを体験しながら、いろいろ観て歩くそうです。

その気持ちが嬉しくて、コーヒーとお菓子を馳走し東海大学の工房見学を推薦してしまいました。

つい元教員の職業病が出て、あれこれとアドバイスしながら若い学生に接している我が身がおかしくて、元気が出るなー。

ワンポイントではなく、魅力ある複数の場の提案こそがホスピタリティーの相乗効果として、大切な観光資源であると実感しました。こういった個人旅行こそが、動物園ばかりに頼ることなくリピーターを増やす要因であり、今こそ魅力ある引き出しの数を見つけ出す努力が求められてのかも知れません。

旭川には、魅力ある場所が一杯あることを、自信を持って提案したいですね。勿論このデザインギャラリーの空間と、このインスタレーションを。

「観客の一言嬉しくて われ観光ガイドに早変わり あれもこれもとお節介」