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コンタドールの処分決定

2011年01月27日 | サイクル・ロードレース
2010年のツール・ド・フランス中にドーピングを行ったと疑われているコンタドールに
出場停止1年間の処分が下った。

ツールの休養日に採取された尿サンプルから、ごくごく微量の禁止薬物が検出されていた。
本人は「食肉由来」を主張しているが、それを客観的な証拠で示すことはできていない。

一般社会では「疑わしきは罰せず」だが、
ドーピングにおいては「疑わしきは罰すべし」が原則だ。


以下は、個人的な感想(意見+妄想)。

コンタドールは「やっていない」と思う。

2010年の時点で、禁止薬物の使用で得られるメリットは、そのリスクに比べてあまりにも少ない。
駆け出しの、状況をよく知らない選手なら、誰かの甘言に惑わされることもあるだろうが
コンタドールほどの実力を持ち、実績を上げている超一流選手が
そんなお粗末なことをしでかすとは、とても考えにくい。

事件が発覚した時、ライバル達が
「彼はやっていないと思う。」とコメントしていたと記憶している。
それは、仲間をかばう、とかいうことでなく、
同じ世界に身を置き、接していて、そう確信するものがあるのだろう。

では、検出されたのは何故か?

サンプリングや分析の過程には100%、問題がないのか?
コンタドールが口にした食品の何かに、故意または偶然に薬物が混入されたのか?

それは分からないけれど、少なくとも、
超一流の選手を潰す(排除する)ことは、
やろうと思えば割と簡単にできるだろうなあ、とは思う。

そう、例えば、子供を使って「食べて!」とあめ玉を渡すとか
ファンを装った美女が強引にキスするとか(笑)。

宿泊施設の従業員を一人仲間にすれば、もっと確実だ。

アンチドーピング。
バイオロジカルパスポートを課される選手の肉体的・精神的負担も軽くない。

度を超すと弊害の方が大きくなりそうな気がする。

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