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森友関係公文書の書き換え事件について

2018年03月28日 | 社会、読書
森友学園への国有地貸し付けあるいは売却関係の公文書を
財務省理財局が書き換えた事件。
太田現局長、佐川前局長の答弁から、状況を私なりに理解した。

理財局は元々国会質疑に関わることの少ない部局だという。
不慣れな国会対応(答弁書作成や資料作成)で月曜から金曜まで、
連日連夜朝までの作業。
時には一日に100以上もの質問通告があり
委員会開始までに答弁書が間に合わなかったり
答弁書を読み込む時間が不十分なまま委員会に臨むこともあった。
それが毎週毎週続き、理財局は混乱し騒然としていた。

心身ともに疲弊しきった状況がいつ終わるとも分からない中で
「なんとか早く終わってほしい、これ以上ややこしいことになってほしくない。」
との思いが複数の担当職員の中に芽生えた。
ほとんど拷問に掛けられた果ての行動というのが、私の見立てだ。

国家公務員は基本的に優秀で真面目である。
そして単に組織を守るためなら、普通は絶対にばれない方法を採れるはずだし
答弁の修正という方法もあった。
正常な判断力が鈍った中で、オールドメディアと野党による拷問から逃れたくて
違法行為に手を染めたというところではないだろうか?

上級国家公務員は、同期で民間企業に就職した人に比べると
給料は約半分だ。
安月給の長時間労働にも関わらずそこに行った人達の多くは
やりがいと使命感を持って仕事に励んでいる。

だから私は、ビーチ前川(前川喜平氏)の出現には度肝を抜かれた。
国家公務員の中にこんな異形の人物が紛れ込んでいて
あろうことか教育行政のトップにいたなんて。
ビーチ前川は国家公務員の風上にも置けない人物だと断言できる。
ところが野党議員の一部や「市民」は
佐川氏にもビーチ前川のような行動を期待していた。
彼らはゲス以外の何者でもない。

財務官僚はそんなに柔な人達ではないのかもしれないが、
それでも私は、佐川前局長に心から同情している。
35年以上、自分の持ち場で懸命に仕事をしてきた果てに
何でこんな酷い目に遭わなくてはいけないのか。
もしかすると逮捕され訴追され、
被告人席に座らされるかもしれないのだ。

本当にお気の毒でならない。
コメント
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