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親も大変だと思う

2016年06月04日 | 社会、読書
北海道七飯町で7歳男児が6日ぶりに無事保護された事件。

山道に置き去りにして行方不明になったと聞いた時
「なんという親だ」と思った。
仮にも我が子を危険にさらすようなことは絶対にしてはいけない。

しかし発見された男児の姿を見て
「これは親もさぞ大変だろうな」と同情心が沸いてきた。

私も3人の子育てを経験して
手を焼いたり途方に暮れたりしたことは何度もある。
それでも小学生の間は叱れば効いた。
いよいよ難しくなったのは中学生になってからだった。
幸い夫が「超怖い父」だったので
私の手に負えなくなったら父の出番。
逆に父がガツンとやって子供が「貝」になるケースもあり
その時は私がソフト路線で対応。

少なくとも小学生の間だったら
仮に人気のない林道に置き去りにしたら
泣いて追いかけてくるかその場に座り込んでじっとしている。
それ以外の行動は我が家の3人では想像できない。

おそらく七飯町の親御さんもそう考えたのだろう。
ところが実際には反対方向にずんずん歩いていき
その後無人の建物を見つけて水だけを飲んで6日間過ごしていた。
報道によれば発見されたときの男児の様子は極めて冷静だったという。

並外れてきかん気、気が強く体力も強く
親御さんは散々てこずった挙げ句
とうとう山中に置き去りをしてしまったのだろう。
これだけの大騒動になってしまい、非難されるのも致し方ないが
私は責める気持ちにはなれない。

ただ言えることは、子供はしゃべり始める前に
既に周囲の状況をかなり理解できている。
従って本当に小さい時からやって良いことと悪いことをきっちり教えて
叱るべきは叱らなくてはいけない。
例えば積み木をおもしろ半分でぶつけてきたら
怪我をしない力加減でぶつけ返して
痛いんだ、だからやっちゃダメと教える。

可愛い可愛いと何でも許して甘やかして
5歳くらいから突然厳しくしても、なかなかうまく行かない。
可愛がることと甘やかすことは別のことなのである。
コメント
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