キンモクセイ

キンモクセイが「ようやく」香り始めた。

「ようやく」の意味は、例年よりも遅い、ということではない。

26日の日曜日に夫が
「キンモクセイが咲いているの、気がついている？2，3日前に咲き始めているけれど。」
と教えてくれた。

「うそ～」と庭に出ると、確かに咲いている。
でもほんの少しで、香りもそばに行かないと分からないくらいに、微かだ。
いつもならまず香りに気づいて、それで咲いているのが分かるのに、逆だ。


今日の夕方、玄関を出た瞬間ふわぁっと香った。
ようやく、キンモクセイが咲いている実感がした。
近づいてく観察すると、まだ青い蕾がいっぱいで咲いている花はやはり少ない。
それで、去年、キンモクセイが二度咲きしたことを思い出した。

秋の訪れとともに毎年ほとんど同じ時期（当地では9月下旬）に
一斉に咲いて庭中を甘い香りで満たすキンモクセイ。
その咲き方が二年連続しておかしくなっている。

なんだかちょっと心配だ・・・。