桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・10・6

2012年10月07日 | Weblog
足が浮腫んでだるいのに久し振りに五反田から母の家まで40分かけて歩く。一時は30分で歩けるようになったのにと思うとちょっと哀しい。今日の老老ランチは、梅ステーキと野菜を入れたワンタンスープ、デザートは美人OLのJ子さんからいただいた鳥取の梨。梅ステーキというのは、ステーキを焼いてその焼き上がった面に叩いた梅とバターを練り合わせたものを塗り付け、更に盛りつけてから刻んだ紫蘇をふんだんにちらしたものだが、昔よく出向いた四谷のステーキ屋Mで出していたこの梅ステーキの味が懐かしくなって、安いチルドビーフを買って作ってみているのだけど、いま一つ当時食べた美味さに近づかない。近い内に一度Mへ行って味を盗んでこよう。食事マッサージチェアに坐ってテレビを見ていたら30分程眠り込んでしまう。いい休息。買い物して5時に店へ。今日も演劇ユニットMuの連続公演だったけど、マチネはO君とYさん、ソワレは俺とHKと仕事を分担する。こう言う時、俺は相方の厨房食を特別メニューにして手なづける。今日は子持ちイカとじゃがいもの煮つけ、鳥取から直送して貰った一個百数十円の生卵、五種類の野菜の味噌汁。この子持ちイカ、本当に卵がぎっしり詰まっていて美味なこと美味なこと。きっとHKも手なづけられた筈だ。バーカウンターのお客さんはMuの公演を見た後のSさんとIさん、大阪から仕事で上京すると必ず寄ってくれる運送会社の女性社長Yさん、先日の忘れ物を取りにきて飲んで行ってくれた30数年のつきあいにある女友達のYさん、近所に住むナイスバディのYさんと同僚のMさんなど。12時過ぎに店を出てギリギリ最終電車。帰宅して録画してあった吉田茂を描いたドラマ「負けて、勝つ」を見ていたら、夕べSたちと遅くまで飲んだツケが効いてきて、気づいたら吉田茂が死んでいた。★コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。