桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・12・16

2011年12月17日 | Weblog
大袈裟にいうと今日は万難を排して母と食事しようと思った。確かにやらなくてはいけないことが山積みになっている。事務机には帳簿とその横にはここ一週間分の領収書と売上伝票が重ねられて置かれてあり、俺がとりかかるのを待っている。お金の入と出をチェックして銀行に入金だけはしているけど、帳簿記入を一週間もさぼってしまったのは始めてだ。顧客名簿の整理もやってない。いただいた名刺を輪ゴムで束ねておくのが精一杯だ。でも、Mがやめるまでは日によっては8時頃まで、短い日でも5時までは諸々の作業をする時間があったのだけど、今は2時から3時には部屋を出なくてはならないのだから溜まってしまって当然だ。でも、だからと言って時間に追われて仕事ばかりしていると体によくない。そう思って昨日はしっかりご飯を作って食べたし、今日は一週間ぶりに母にご飯を作ってあげてとゆったりとした時間を過そうと起きた時に決めたのだ。という訳で万難を排して作ったのは野菜たっぷりのワンタンスープうどんとリンゴのサラダとスーパーで買った焼鳥。80数才と母と60数才の息子のランチとしてはこれで充分。1時間半ほどで母と別れて、歩いて麻布十番にあるポルトガル文化センターに出向き、先週のパーティのお礼を述べ、来年から夜は無理なので店にいく前にM先生に個人授業して貰うことにする。ポルトガル語をやめてしまうのは簡単だけど、ここまでやったのだから何とか続けていこうと思う。4時に店へ。トイレ掃除から始める開店準備。母と食事して、ポルトガル人のM先生とお喋りして、気分はゆったりとしたつもりだったが、やっぱり疲れているのか、公演が始まっているのに厨房の換気扇を止めなかった為に台詞が聞き取り辛くなる状況を作ってしまったり、トマトジュースを使って作るレッドアイとブラッディメアリーを間違って出してしまったり、ミスを連発する。でも、今日も受付の手伝いをしていた女優のAちゃんにカウンターの中に入って貰ったけど、馴れない彼女と120近くのオーダーをこなすのは無理があるし、オーダーに追われる内は久しぶりに来店してくれた悠々セカンドライフのSさんともお喋りができない。これまた久々の近所に住む映画監督兼教育評論家のHさんにはこれからどうするんだ?と問い詰められるが、今はどうしていいかわからない。とにかく今年中はこのまま突っ走るしかない。考えている余裕がないのだ。後は来年だ。年が明けたら店の存続、営業形態も含めてゆっくり考えよう。★年末は30日(金)まで営業<尚12/24は臨時休業します>新年は10日(月)から営業します。