桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・3・14

2009年03月15日 | Weblog
ウチみたいな流行ってないお店に来るお客さんは,次のお客さんが来るまで飲み続ける覚悟が必要だ。別に店は帰っちゃいけないと引き止めている訳ではないのだけど、なかなか帰りづらいのだ。今日も六時すぎに来店してくれた若い女性バイオリン奏者のMさんは、仕事帰りでお腹が減ったので牡蠣カレーを食べにきたついでに軽く飲むだけのつもりが、いつまで経ってもお客さんが来ないもんだから、ついつい飲み続け、結局10時半すぎに次のお客さんである近所のネイルサロンのOさんとカナダに嫁いだTさんたちが来るまでいることになってしまった。すいません、Mさん。その後は週刊BのIさん、広尾時代からのお客さんであるTちゃんが友達を連れて来てくれて店らしくなったけど、12時までにはみんな帰ってしまったので、閉店。Mさんにつきあって日本酒を飲んで少し酔っぱらっていたので、そのまま何処かで飲みたくなって、部屋にいるYちゃんを連れ出してMと三人六本木の寿司屋にいく。カウンター初デビューのYちゃん、おまけに広島の三原には回転寿司しかないらしく、動かないカウンターにひどく緊張気味。そんな彼女を肴にしながら俺は日本酒を三合飲んで酩酊状態。アニメファンのYちゃんのリクエストでクレヨンしんちゃんや巨人の星の物真似をやるが、まったく似てないと失笑される。それはそれで結構楽しい六本木の夜。