桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2014・2・3

2014年02月04日 | Weblog
申告の時期が来ると、毎年どうしてこんなに生命保険に入っているんだろう?と疑問に思う。確かに結婚していた時には必要だと思っていた。でも、妻に逃げられて三度目の独身生活をしている現在、入院保険、がん保険、傷害保険の三つも入っているのは問題だ。何が問題かって月に保険料が四万近くもかかるのだ。去年の年収が年金も入れて150万円の身にはかかり過ぎるなんてもんじゃない。だったらやめればいい。それが正しいと思う。そう思えばすぐ保険会社に電話すべきだ。だからかけようとはする。でも、やめた途端に病気や怪我で入院しそうで、ついつい気が重くなってしまう。でも、月に四万円近く節約できるんだぞと自分を励ますけど、こんな時に母から急用の電話があったもんだから、それにかこつけて10時には部屋を飛び出して、今日もまた保険を継続してしまった。馬鹿っ。そんな風に始まった節分の日。今日の老老ランチは、牛肉じゃなくて豚のバラ肉のすき焼き。験しに作ってみたのだけど、案外うまい。それにカイワレ大根と茗荷とミニトマトのもずくサラダ。味噌汁はなめこ。食後、広尾駅にある銀行で新しい店の前家賃と不動産屋への手数料など数件の振込をしてから、五反田駅と目黒駅の中間にある品川区役所の出張所で印鑑照明を貰って、今度は新宿御苑にあるY税理会計事務所に出向いて本店移転及び定款の変更手続。この辺りでかなり疲れる。実際に足は使わないのに電車やタクシーで行ったり来たりするだけで疲労感を覚えてしまうのだ。おまけに足を躓いて転びそうになったりすると、やっぱり保険は入っておくべきかと弱気になる初期高齢者。一瞬もうすぐ点灯するネオンに吸い寄せられそうになったけど、明日は飲む約束をしているし、どうも最近新宿が嫌いになったこともあって、K書店で23区の古い地図を買っただけで大人しく帰宅。夕食は録画しておいた「最高の離婚」の再放送を見ながら、近所のコンビニでつい買ってしまった恵方巻きを食べる。不味い。口直しに昨日の残りのカレーライス。これは実に美味い。