桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・8・12

2007年08月13日 | Weblog
4月に上映した藤尾京子監督作品『二人の生活』が好評だったので、彼女にウチのスペースを丸一日だけ解放して、と云うより撮影日数たった一日だけで、制作費は入場料収入だけと云う超低予算で、一時間弱の映画を撮ると云う企画がいよいよスタートした。今日は午後からこの企画に賛同して参加してくれることになった小野寺昭憲撮影監督との打合せ。小野寺さんは撮影監督と云うより映像作家として自主映画を何本も監督し、幾つかの受賞作品もあるキャリアの持ち主。殆ど無報酬なのによくもこの企画に参加する気持ちになってくれたものだと感謝。藤尾監督もそうだけど、彼も本当に映画が好きなのだろう。二人が一本の映画制作に向けて熱っぽく打合せする姿を、映画界OBの俺はただ黙って見守っていた。因みにこの映画のタイトルは『神ナイト』。小野寺撮影監督との打合せ後、藤尾監督と演技プランの打合せ。演技プラン?そう、何を隠そう、俺も出演者5人の内の1人なんだよね。普段は彼女の書いて来た脚本に偉そうに意見を云ったりしている俺も、俳優をやるとなると別。急遽やることになった二人きりのリハで、藤尾監督のダメ出しに従順に従う桃井でした。尚、この産地直送映画は9月18日、19日、20日の三日間ウチのシアターで上映予定。ご期待下さい。