桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・8・13

2007年08月14日 | Weblog
昨日は自主映画監督HK(監督名はF)が撮影監督のOさんと打合せする様子をプロデューサーと云うよりマネージャーと云う風情で彼女の隣で見守っていたが、今日は今日でお昼から美人脚本家Nに付き添って、ホテルOで韓国のSテレビの会長Sさんと日本の放送作家協会の会長Iさんとの打合せにこれまた彼女のマネージャーの如く同席する。ある占い師曰く、俺は女性の為に奉仕して生きていけば最高の人生になるとか。60代を生きていく道はここにあるのか?打合せ終了後、そのまま店へ。5時から今日のイベント『映芸マンスリー』の為の会場作り。スタッフとバトンタッチして一旦部屋に帰り、仮眠して7時半過ぎ再び店へ。8時から旧知の俳優Y君が主演する『野川(公開タイトル『妻たちの絶頂いきまくり』・後藤大輔監督)を見る。死者と生者が入り乱れる幻想劇というべきか?こんな意欲作がピンク映画館のみで封切られて、その後誰にも評価されることなく消えていくなんて惜しい。その意味で例えウチのスペースであろうと上映された意義はあるかも知れない。上映終了後、カウンターに会社の上司と来ていた元妻のYさんと話す。彼女は俺と結婚して「妻たちの絶頂」にはならなかったし、俺は彼女に奉仕する人生も選ばなかった。そんなYさんをカウンターの端から見つめる不思議。