桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・10・3

2012年10月04日 | Weblog
先日法律事務所勤務のNさんからいただいた鮎の甘露煮、イタリア家具の輸入販売会社のHさんからいただいた香川土産の醤油豆、映画プロデューサーのKさんの博多土産の明太子の振りかけとお客さんからいただいた土産物ばかりを母の所へ持って行って、それだけじゃお客さんにだけ頼っているみたいなので、ちょうど昨日届いた一個百数十円もする鶏卵もついでにもって行って、油揚げと菠薐草の味噌汁だけを作っただけの今日の老老ランチ。食後お茶を飲みながらのオバサントークを満喫して4時前に店へ。今日は先週土曜日に引き続いての芥正彦氏フプロデュースの原発のついてのシンポジウム。そこで使う映写機の具合が悪くて、直すのに一苦労する。7時から始まったシンポジウムには一瞬俺も傍聴。そのまま討議に加わりたかったけど、カウンターから社長秘書のYさんの声が聞こえたので店に戻る。原発問題も大事だけど、俺としては食欲不振に悩むYさんの胃袋を満たす為にメニュー外のスープ風温野菜を作ることが大事。他にお客さんはこのブログで俺が絶賛した映画「桐島、部活やめるってよ」について語りにきてくれた映画評論家兼書籍編集者のKさん、自称IT企業経営者のEさん、週刊A芸能で芸能人の濃密なルポルタージュを書き続けている(今週から四週にかけて吉永小百合)ライターのIさん、イチゲンのカップルのOさんたち、今最も注目されている女性演出家のMさん、劇団T芸人の作演出家のOさんと高校の同級生のYさんにイチゲンの男性二人組などで12時まて。それにしても世の中って面白い。お客さんがこれだけいてもバーは維持できないので、イベントスペースの埋まり具合に店の命運はかかっていることば以前にも書いたと思うけど、その予約状況が九月まて芳しくなくて、いつまで店(イベントスペース)が維持できるか、今年65才の初期高齢者としてはいつまで俺の体力が持つか、俺が倒れたら店はどうなるのかと殆ど毎日の様にこの日記に愚痴っている内に、十月は殆どの日がイベントで一杯になり、更には来年の予約まで埋まり始めて、今日なんかホボ一年後の九月の予約まで入って、これはどんなに経営的に逼迫しても、イベントスペースを閉じますなんて言えないような情勢になってきた。おまけについこの間は一階の店舗からの苦情で防音工事をせざるえなくなって、とんでもない出費を強いられたというのに、作ってから八年も経つと音響や映像や照明設備など根本的に直さないと使えない状態になっていたりで、やめるならやめるで修理や買い換えなどしなくてもいいのに、受けてしまった来年二月までのイベントを滞りなくやる為にもそれら修理と買い換えは必要になってきて、どうせ大金を使うのならトコトンやってみるしかないと再び居直ってみたりするのだけど、どのスペースでもそうだろうけど、未来永劫ではない筈で、いつ営業をストップするのか何処までお金をかけるのか、何を基準に判断すればいいのか素人経営者には難しすぎる問題だ。★コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。