桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・11・11

2010年11月12日 | Weblog
8時前に起きる。今朝はMの親戚からいただいた新米を炊いて、いただきものの鰺の西京漬けに春巻、バカ貝の煮物、たけのこのピリ辛炒め、納豆ミニオムレツ、豆腐と揚げの味噌汁でというメニューを寝る時から決めていたので、煮干しで出汁までとっていたのに、Mが具合が悪いのかお昼過ぎまで起きてこなかったこともあって、食事の用意をしようとした時には何だか食欲がなくなってしまっていた。多分起きてから五時間、空腹を我慢している間に脳が食欲をなくせなくせと命令していたに違いない。且つそれから作るとなると30分以上はかかるし、食べるのが2時近くになる。炊きたての新米が勿体ないし、煮干しの出汁も無駄になるけど、何だか面倒臭さも手伝い、そのメニューでの食事を放棄してしまって、表で何か喰おうとMを誘い出す。自分にとって最高のメニューを放棄した後は口に入ればなんでもいいという自堕落な気持ちだったが、Mの希望で駅前のビルにある韓国料理店に入って、石焼きビビンバを食べたのだが、何だか味がしない。塩気を薄めにする調理人なのかと思ってみたけど、一緒について来た卵スープは塩辛い。ということは塩か何か調味料を入れ忘れたに違いないと推理したものの、何か異物が入っているならともかく、味に関してのクレームはつけにくい。ウチじゃこんな味ですと言われたらそれまでだ。結局、こちじゃんを貰って大量に混ぜて食べる。お金というより、そんな不味い食事をしなくちゃいけないなんてとんでもなく損した気分だ。先に店へいくMを見送って部屋でイベントのチラシ原案を作ったりするが、そんな食事をしたせいか気分も悪くなって30分ほど横になって、8時過ぎに店へ。今日から三日間はまたイベントスペースが空いてしまっているので、店全体が落ち着いたムードの中で、映画監督兼教育評論家のHさん、いつも妖しい魅力をふりまく歯科医のSちゃん、広島県F市の東京事務所のAさんたちとお喋り。続いてT電力のNさん、赤坂の整体診療所勤務のSさん、注文したタラのコロッケを届けがてら今日もまた飲んで行ってくれたポルトガル人のAさん夫妻、美容師のKさん、70才を過ぎた筈なのに第一線で活躍する有名脚本家のKさん、Nテレビの女性プロデューサーAさん、制作会社社長のSさん、女性プロデューサーのNさん、そこに近所に住む女性映画監督のKちゃん、近所の俳優事務所のSさんとTさんも来店して、落ち着いたムードから一転賑やかな店に変身して、店主としては嬉しい悲鳴。その間何も食べることが出来なかったので、帰宅してから湯豆腐、スペアリブのジンジャエール煮、朝食べる予定だ+たバカ貝の煮物などを貪り食う。
●COREDO PRESENTS リスボンの夜(Ⅱ)「津森久美子ファドライブ」
日時・2011年1月27日(木)20時開演(18時半開場)
料金・3000円(飲食代別途・40名様限定)
出演・津森久美子(ファディスタ)、高柳卓也(ファディスタ)、月本一史(ポルトガルギター)
予約お問い合わせはコレドシアター(☎03ー3470ー2252、18時以降)まで。
コレドのホームページのアドレスです。 イベントスケジュールなどご参照ください。