桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・7・3

2011年07月04日 | Weblog
疲れているかいないかは、朝何時までベッドからでないでいられるかで分かる。大して疲れていなければ、トイレに行きたくなったら目が覚めてしまうのに、ひどく疲れていると尿意を催していても目が覚めない。例え一度目が覚めてトイレに行っても二度寝をちゃんとできる。今朝がそうだった。四時過ぎに寝て、八時過ぎに一度目を覚ましてトイレに行ったものの、11時過ぎまで熟睡してしまった。お昼にチーズを乗せて焼いたバケットの輪切り、お皿一杯のグリーンサラダ、タバスコドレッシングをかけたシーチキンとジャンポソーセージ、ゆで卵、若布スープなどで食事した後も、最近恒例となっている30分ほどのシエスタ、五時半過ぎに部屋を出て店へ向かうバスの中は当然眠り続けて、今日は日曜日だけどイベントが8時からあって、この調子じゃ多分待っている間にも眠ってしまうだろうと思っていたら、何と今日のイベントは40分と云う短さで、とても眠って待つと云うわけにはいかない。おまけにバスの中で明日は国保の検診とガン検診を朝から予約していて、今日は9時以降食べるものや水分をとってはいけないことになっていることに気づいたもんだから、8時にイベントが開演すると同時に250グラムのステーキ(Mには80グラムのヒレステーキ)をニンニク五粒と一緒に焼いて、そこに大根おろしとバター醤油ドレッシングをたっぷりかけて、更にじゃがいも二つを一口大に切って揚げて、昼に続いてグリーン野菜と茹でたアスパラをつけあわせにして、それとは別にポルトガル風モツ煮込みとライスなんて、もうこれ以上はお腹に食べものをいれるのは無理と云う状態にして、更に水を喉から吐き出す程に飲み続けて、九時以後の食欲と喉の渇きを押さえ込む。イベントが終わってみんなが引き上げたのは10時過ぎ。Mはそれから飲みに出かけたので(と云うより一緒にいて傍で何か食べたり飲んだりされると不愉快なので俺から飲みにいかせたのだけど)一人部屋に帰って検便をしてからは食欲はともかく喉の乾きを押さえ込む為にベッドに潜り込んでただ読書三昧。いや、正直に告白すると、Aタブッキの「島とクジラと女を巡る断片」を読んでいる内に、いくら寝ても寝たりないと脳が命令したのか、あっと云う間に向うの世界に引き込まれていた。